巻取り、国法ル巻き仕上げげのラベルシール そのクオンティティーの計算方法は？

 ＜樋口です。

タイトル通り、きょうはシールを国法ル巻き仕上げげにした場合のクオンティティーの計算方法をご紹介します。

国法ル巻き仕上げげのシールを印刷する前に注意したいのが、1巻に何枚ついているのがよいかという点です。

つまり国法ル巻き仕上げげにした一巻のベスト大いさを事前に規定ておく必要があります。

たとえば国法ル巻き仕上げげのシールをお客様が所有されているラベル印字機や自動シール貼り機にセットしてお使いになる場合、その機械に入る外径大いさの最大限度値がそれぞれあります。直径20ｃｍ以下とか15ｃｍ下にしてくださいなどです。

合計1万枚のシールを作成するが、1巻につき5000枚で仕上げげてしまうと直径が大きいすぎて機械に入らない。1巻500枚にすれば手当で機械にセット可能が、すぐシールが消えてしまい何度もセットしなおすのが面倒。

このような場合にベスト大いさが計算で事前にわかっていれば安心して巻取りシールを製作できます。

その計算方法について結論から申し昇ると、このような方程式を記憶するのが早いです。

これは弊社でエクセルに計公式を入れて作成した四分子ムですが、シール原反（剝離紙含む）の奥ぶかさと国法ルの長さ（必要枚数から計算）をマージンにインプットすれば、その国法ルの国法ル外径（直径）が分かる、というものです。

『76φ（紙管奥ぶかさ5ｍｍ）の場合』というのは、最も一般的なシールを巻く芯の部分である紙管の口径は直径76ｍｍで紙管自体の奥ぶかさは5ｍｍであることを指します。計公式の中の5806という数字は紙管の口径や奥ぶかさが変動すると変わる数値です。

ちなみにこの場合の5806はエスキスのように（内経76ｍｍ＋5ｍｍ＋5ｍｍ）÷2 ＝43 　43×43×3.14でお引き回しだしています。

それでは、尚又こちらの四分子ムに戻ってマージンに数字を入れてみた余程思います。

2箇所のマージンの数値インプット前は原反の奥ぶかさも長さもゼロであることから、今は紙管だけがそこにある状態なので国法ルの直径は約8.6ｃｍという答えになっています。

この方程式が合っているか、実物で校閲してみます。

今、マットコート訂正用シール原反の100ｍ巻き国法ルが御前に一巻あります。

その手前に置いてあるのは紙の奥ぶかさを格付けことが可能器具です。

この器具で奥ぶかさを測ってみると目盛りは21を指しました。これに10を掛けた数字がミクロンを意味します。

よってマージンの上段に210、下段に長さの100をインプットすると、

国法ル外径は約18.48ｃｍと算出されました。実物と合っているでしょうか？

このように合っていました。

√（ルート）の後に『×0.2』とありますが、これは『÷10×2』をまとめたものです。（ｍｍ単位をｃｍ単位に替えて算出した半径を2倍にする）

以上、国法ル巻き仕上げげラベルシールの精細クオンティティーや、至適な1巻の枚数についてもホクトエスピーへお気軽にご相談ください。